俳優の綾野剛(39)、女優の小宮山莉渚(15)が29日、都内で行われた映画『ヤクザと家族 The Family』の初日舞台あいさつに出席した。
今作で映画初出演を飾った小宮山は「舞台あいさつも初めて。すごい緊張しています」と初々しくあいさつすると「多くの方が家族の大切さ、暖かさを感じていただければうれしい」とアピール。親子役として共演した綾野は「何の問題もない。僕の娘は美しい。僕も勝手にグッと来ていますよ」と温かい眼差しを向けた。
今作で映画初出演を飾った小宮山は「舞台あいさつも初めて。すごい緊張しています」と初々しくあいさつすると「多くの方が家族の大切さ、暖かさを感じていただければうれしい」とアピール。親子役として共演した綾野は「何の問題もない。僕の娘は美しい。僕も勝手にグッと来ていますよ」と温かい眼差しを向けた。
また、綾野は「劇中では、ひたすら汚れきってる感じだった」と自虐を交えつつ「個人的に小宮山さんに対して、ようやく自分のまともなキレイな姿を見せることができた」と笑顔。これには小宮山も「カッコいいです!」と即答で返していた。
『日本アカデミー賞』で最優秀作品賞を受賞した映画『新聞記者』(19年)のプロデューサー陣と、藤井道人監督が手掛けるオリジナル作品。99年、05年、19年と変わりゆく3つの時代の価値観で切り取り、男たちの生き様を描いている。自暴自棄になった少年期に、ヤクザの親分から救われ、父子の契りを結ぶ山本(綾野)。ときを経て、彼にも愛する家族ができるが、暴力団対策法の施行でヤクザの有り様と男の環境が一変する。組の存続をめぐる戦いがぼっ発し、その戦いに参加することはヤクザであることを貫くことになるが、一方でかけがえのないものを失うという状況を突きつけられていくことになっていく。
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